ノイズ対策リペア
明日のライブの準備をする合間にこれを書いています。
一昨日、メインベースである71年Jazz Bassのリペアをしました。
このベースをいじるのはほんと久しぶりで、10年ぶりぐらい。
音色も弾き心地も特に問題なかったのですが、以前から気になっていたことがあって、
それはよくノイズを拾ってしまう、ということなんです。
ライブハウスやコンサートホールや大きなスタジオなどには照明機器や電源設備など、ノイズの発生元となる機材がたくさんありましてそれらから発生する電磁波をこういう古い楽器は結構拾ってしまうわけなんです。
まあこの現象はビンテージの楽器にはよくあることなので仕方ないっちゃ仕方ないことではあるんですが、やはりPAの方やステージスタッフの方にそのたび気を使わせてしまい、迷惑をかけてたわけですね。
現行モデルのアクティブの楽器なんかだとほとんどノイズが乗らないような状況でもノイズに弱いビンテージのパッシブの楽器だとノイズが出てしまったりするわけです。
しかも近年はデジタル機器が増えたことや照明機器のLED化などの影響なのか年々ステージ周りのノイズが増えていってるような気がしてなりません。
以前は今ほどノイズは多くなかったような気がしますが最近はこれはちょっと多すぎるなという現場が増えてきました。
そんなこともあり、ずっといじらずに使ってきたFender Jazz Bassですがノイズ対策第一弾としてピックアップコードをシールド線に換えてみました。
出音をチェックしたところ気になっていた音色の変化はほとんど気にならないというより前より良くなったかも!という印象です。
明らかに音量が上がって明瞭度が増した感じです、やったぜ!
しかし本題はあくまでノイズ対策。
気になるところですがそれはこれから現場で使っていってのチェックとなりますね。
現行品アクティブモデル並みとはいかずとも、せめて今までより半減ぐらいしてくれれば十分なレベルなのでそうなっててほしいですが果たしてどうでしょうか。